「母さん!カガリいる!?」
キラは家へと駆け上がった。
その後ろにはラクスもいた。
「ええ、具合が悪くて早退したんだってね、今寝てるわ」
母は台所で果物を切っていた。
キラは急いでカガリの部屋へと向かった。

お昼休みが終わってもアスランとカガリは戻ってこなかった。
先生に聞くとカガリは早退したらしい。
だが、アスランは分からない・・と言われた。
何かあったに違いない、キラはすぐにでも家に帰りたかったが、カガリが早退したのは本当みたいなので、
とりあえず残りの2時間を終え、急いで帰ってきたのだ。
ラクスも心配だからと一緒に家に来た。



輝く星〜弾けた想い〜




「カガリ」
キラは荒い息を落ち着かせ、ドアをノックした。
しかし返事はなかった。
もう一度呼んでみるものの返事はない。
「キラ・・・」
「ラクスは僕の部屋で待ってて。ごめんね」
「いえ」
そういうと、キラはゆっくりと部屋のドアを開けた。

カガリは頭から布団を被っていた。
眠っているのだろうか・・・
だが、キラがゆっくりと近づくと、ピクンと布団が揺れた。

「具合・・・悪いの?カガリ・・」
キラはベッドの横にしゃがんだ。

「カガリ・・・顔見せて・・・」
「嫌だ・・・」
カガリの小さな声が返ってきた。
キラは1つため息き
「アスラン戻ってこなかったんだ」
というと、
「え!?」
カガリはその言葉に布団を跳ね除け、キラを見た。

「・・カガ・・リ・・・」
キラは目を見開き固まった。
カガリは目を真っ赤にし、ぼろぼろと涙をこぼしている。
「どうしたの!?」
具合が悪いわけではなさそうだった。
ただ、こんな顔をしているカガリを見るのは初めてで、キラは焦りを感じた。

「あ・・・その・・・」
「アスランと何かあった?」
聞くべきなのだろうか・・・
だが、原因が分からなければ慰めも解決も協力もできない。

「・・・・・・・」
「カガリ・・・無理に言えとはいわないよ。でも、このままじゃ僕も心配で仕方ない・・」
「・・・・・・・アスラン・・・も早退したのか?」
カガリは絞り出すような声で聞いた。
「先生は分からないって」


「・・・・・・・・私って・・・・考えなしなのかな・・・?」
しばらく間を置いた後、カガリが口を開く。
「カガリ・・?」
キラは眉をしかめ次の言葉を待った。

「最初に預けられた家、子供が出来ない夫婦だっただろ・・」

昔の話・・・
カガリがこのときのことを口にするのは初めてだった。
もちろんキラとも話したことはない。
ここでは僕とカガリを一緒に引き取ってくれると言うことで本当にうれしかった。でも・・・

「すごく優しいお母さんで、私はこの家にずっといられたらって思ってた。だからあの日言ったんだ・・・」

『お母さんは子供が出来なくても私がいるから大丈夫だよ』

「そしたらお母さん怒って『子供が出来なくてもいいって思ってるのか・・・』って」
カガリはうつろな瞳で語る。

そのときのことは僕も覚えてる。
カガリはただ・・・大好きで、子供ながらに一生懸命考えて言ったんだ・・・
でもあの人にはそれが届かなかった。

「その後すぐにやっぱり家では育てられませんって言われただろ?
私があんなこと言わなかったらあのままあそこにいられたのになぁ・・って・・・」

今の母と出会えてそのことはよかったと思っている。
でも、あのままあそこにいられたらキラと離れ離れになることはなかった。
すべて私の言葉のせいなのだ。

「カガリ、僕は今が好きだよ。カガリとは遠くなっちゃったけど、今はこうして一緒にいる。
あの時あの家を出たからこそ母さんに会えたし、ラクスにも逢えたんだ」

キラはカガリに思いを伝えながら、なぜこんな話をするのか考えていた。
考えなし?
言葉・・・
「カガリ、アスランが何か言ったの?」
「・・・・・・・」
カガリは黙り込む。

「アス・・・・ラン・・・」
カガリは少し治まっていた涙をまたぼろぼろと零し出す。
「うん。ゆっくりでいいよ・・・」
キラはカガリの手を優しく握った。

「私・・・シンと・・たまたま会ったんだ・・・昼休み生徒会室で・・・
だから・・・一緒に・・・毎日・・勉強してたんだ・・・・今日アスランが生徒会室に来て・・・
怒って・・・なんで怒るのか分からなくて・・・・・でも・・アスラン・・・」
キラはゆっくりたどたどしく話すカガリを優しく見守っている。

「アス・・ラン・・・シンと付き合えばいいだろって・・・・・」
見守っていたキラの瞳が凍りつく。
「私はアスランが好きだって・・・言ったんだ・・・知ってるって・・・そう言ったのに・・・アスラ・・・」
「カガリ・・・・」
キラはゆっくりカガリを包み込む。

「カガリは考えなしなんかじゃないよ・・それは僕が一番分かってる」
「でも・・・ひっ・・うっ・・・」
「違う人間なんだから伝わらないこともあるよ・・・・だけど・・・」
キラはカガリをきつく抱きしめた。

アスラン・・・
その瞳に怒りを込めながら・・・



「キラ・・・」
カガリを眠らせた後、自分の部屋に戻ると心配そうなラクスが立ち上がって近づいた。
「僕・・・我慢できないかも・・・」
「キラ・・・」
ラクスは落ち着かせるようにキラを座らせる。

キラは下を向いたまま話し始める。
「僕たちは母親が3回変わってるんだ」
「1度目は子供の出来ない夫婦。2度目は男の子が1人いた家庭。3度目が今の母」

「子供の出来ない夫婦は気に入らないとなったらさっさと放りだして、2度目はもといた子供とは生活が全く違ったよ。
簡単に言うと雑用係みたいだったな・・・置いてやってるってみえみえだったよ。
それぐらいなら2人で施設に入ってたほうがましだって家を飛び出したところに今の母とカガリの母がやってきたんだ。」


「僕とカガリはいらない、必要ないって何度も言われたよ・・・
大人だったらしっかり反抗だってできるよね
でも、まだ子供だよ?
カガリなんて子供ながら気に入られようといつも笑って、頑張ってたんだ・・・
同じ子供の僕から見ても痛々しくて見ていられなかったよ・・・だから僕が家を無理に連れ出したんだ」

「でもカガリ・・・ここにいるって嫌がって・・・あんなこと言われてるのに・・・
僕そんなカガリ見てたら・・・何が正しいのか分からなく・・っっ」
「キラッッ」
ラクスはキラを包み込む。
キラがカガリにしたように・・・・

カガリにはアスランがしなきゃいけなかったんだ・・・
双子ではなく、血のつながりなど何もない、愛しい人がカガリの心を癒さなければならない・・・
なのに・・・・

「言わないと分からないことがあるのは分かってるよ・・・でも、言えないことだって・・・あるんだ・・・」

「キラも辛かったのですね・・・」

「今は幸せだよ・・・カガリもいて両親もラクスも・・・でも・・・」
「過去はなかったことにはなりませんものね」
「それがあったからこうしていられるのも分かってるんだ・・・」

だけど・・・アスラン・・・あんな顔をしたカガリは初めて見たんだ・・・
僕では癒せないよ・・・
気づいて・・・くれるよね・・・




「母さん、カガリ休むって」
キラは朝一でカガリの部屋を覗いた。

「今日どうする?」
「・・・・・・・ちょっと笑える自信ない・・・」
笑わなくてもいいのに・・・
カガリは布団を顔半分被ったまま、キラを見た。
「でも、テスト近いし・・・頑張って勉強・・・」
「いいから、カガリが頑張ってるのは分かってるよ。無理しないで」
キラは優しくカガリのおでこを撫でた。
「私・・・・アスランと別れたくないよう・・・・」
最後に言ったカガリの言葉。
キラの胸にきつく刺さった。

「キラ?もう学校行くの?」
母はキラが靴をはいているのに気づき声をかけた。
時計を見ると、いつもラクスを迎えに行く時間より30分は早い。
「うん、カガリ頼んだよ」
「何お父さんみたいなこと言ってるの」
母はクスリと笑う。
「うん。僕はカガリのお父さんでもあるからね」
そんな母にキラも笑みを浮かべ家を後にした。



学校に着くとすぐに教室へと向かった。

「やっぱり・・・」
ドアを開けたそこにはアスランが立っていた。

「・・・キラ・・・・」
アスランは驚きもせず、ただキラを見る。
「アスランって昔から悩みとかあると学校にいるんだよね」

そう・・・昨日はあれがあってから家には帰ってない。
生徒会室にいれば見回りの人も来ないし、鍵を返さなくても忘れているのだろうと1日2日は先生も気にしない。
アスランはただぼーっとしていたのだ。


「なんか・・・俺、疲れたよ・・・・」
キラはアスランの言葉に眉をひそめる。

「俺はカガリに俺の気持ちを表してるつもりだ。
守ってあげたい。一緒にいたい。同じものを見たい。
でも、カガリにはそれが伝わってるんだろうか・・・?」
アスランは窓の外を見ながら淡々と話す。

「カガリは分かってるよ。カガリは人の気持ちの分かる優しい子だよ」

「知ってるよ・・・・でも、シンはカガリが好きなんだ・・・だからカガリに近づこうとして生徒会まで入った」

「シンがカガリを好きなのはしかたないでしょ?シンだって、君と同じようにカガリが好きなんだから」

「カガリの好きなのは俺だ!」
アスランはキラに向き叫んだ。

「・・・・・アスラン・・・・自分の考えを押し付けちゃダメだよ・・・・」

「アスランがシンと仲良くしてるカガリを見て嫉妬するのは分かるよ。
でも、カガリはシンに告白されてるわけじゃないんだ。
気づいてもいないのに距離を取れって?
ラクスやミリィと変わらない気持ちでシンに接してるだけだよ。
君はカガリがラクスと話しているのを気に入らないからやめろって言う?言わないよね。」

「ラクスやミリィとは違うだろ!!
それに、カガリも分かってるはずだ!俺とミーアが一緒にいるのを見たとき、不安になる気持ちを・・っっ」

「シンは君にとっても仲間だよね。生徒会の」

「アイツが勝手に入ってきただけだろ!」

「そうかもしれないけど、カガリから見たらそうじゃないかもしれないでしょ」
キラはアスランの変わらない考えにイライラし始める。

「守ってやりたくてもカガリがあれじゃ、しかたないじゃないか!!」
その時、キラは頭の中が真っ白になるのを感じた。
と、次の瞬間、アスランに殴りかかっていたのだ。

「カガリが何も考えてないって言うの!?
昨日、カガリがどれほど泣いてたか知らないくせにっっ
君だってカガリを傷つけてるじゃないか!!」
キラはアスランの頬を殴った後、アスランの胸ぐらを掴み叫ぶ。

泣いてる・・・?カガリが・・・・
俺は何ていったっけ・・・?

アスランはまるで意識が別のところにあるように感じた。
キラの言葉は胸に刺さり、苦しいものだった。
でも、意識だけはもやに包まれていてはっきりしない。
ただ、体は床に倒れこみ、上ではキラが自分の胸元を掴んでいる。

カガリがあんまりにもシンを庇うようなことを言うから・・・
イライラして・・・
『じゃあ、シンと付き合えばいいだろ!!』
そう言ったんだ・・・・

カガリはその後どうした?


アスランの脳裏に泣いているカガリの姿が浮かぶ。


ああ・・・俺が泣かしたんだ・・・・
ひどいことを言って・・・・


「カガリは君と別れたくないっていったんだ!!今だって・・・」
キラは何も言わないアスランに更にイラつきが増す。

「今だって泣いてるんだ!!!」
キラは思わず拳を振り上げた。

「キラ!?」
そのとき後ろから誰かの声が響く。

「キラッ・・・」
その人物は振り上げたキラの拳をぎゅっと掴んだ。
その暖かさに我に返ったキラは体の力を緩める。

「・・・・・・・・・ラクス・・・・」

「今日は迎にこれないと言っていたので・・・私・・・不安になって・・・」
ラクスはキラの視線に安堵し、言った。
昨日のキラの態度、一緒に学園に行くようになってから初めて迎にこれないといったキラ・・・
ラクスの中で胸騒ぎがし、早めに学園に来てみたのだ。

「どうしたの!?」
怒鳴るような声が聞こえた為、マリューが教室へと顔を出した。
教室ではアスランがキラに押さえつけられ、少し振り上げられた手をラクスが握っている。
アスランの頬には殴られたように真っ赤になっていた。

「アスラン君、キラ君・・・」
仲がよいと思っていた2人、生活態度も良く、信頼していた生徒が目の前で信じられない光景をさらしていた。
マリューは少しの間信じられないといった顔をしていたが、
「アスラン、キラ 指導室に来なさい」
と、凛々しく言った。
「私は・・・」
ラクスがどうしたらいいのか分からず、マリューを見上げた。
「ラクスさんには別に話を聞くわ、ここで待っててね」

キラがゆっくりとアスランから離れると、アスランもゆっくり体を起こした。
2人は教室を出て行く。
「キラッ」
ラクスが不安そうにキラに近寄る。
「大丈夫だよ」
キラはラクスを安心させるよう微笑む。
「大丈夫、ラクスさん」
マリューも優しく微笑んだ。




「原因は・・・って言っても言わないでしょうね・・・」
マリューの前にアスランとキラは並んで座っている。
2人は目を合わせることなくただ俯いていた。

「何があったかは分からないけど、暴力はダメ、分かってるわよね」
「・・・・・・・はい、すみませんでした」
キラは答える。
そのまま沈黙が続く。
マリューはここで彼らが何か話すとは思えないし、だからといって放っておくこともできない。
と、悩んでいた。

「お、若き少年。青春したんだって?」
「フラガ先生!」
覗いてきたのはフラガ先生だった、マリューはフラガの軽い言葉に激を入れる。
「まあまあ、若いうちはぶつかり合うのもいいんじゃない?」
「もう!」
場違いな発言にマリューは怒ったように言った。

「アスラン・ザラ、キラ・ヤマト」
と、フラガは先ほどとは違い真面目な顔で2人の名を呼んだ。

その声の重さに、アスランとキラは顔を上げる。

「考えをぶつけ合うのはいいことだ、だがその後もしっかりやらないとダメだぞ」

その後・・・
このままではアスランとカガリどころか、幼い頃からの親友、僕とアスランの関係もどうなるか分からない。
「上には言わないから、今日は謹慎だ。いいな。あと両親には連絡しておく」

「はい・・」
「はい・・」

2人はつぶやくような返事をした。


2人は並んで廊下を歩く。

「・・・・・・・・殴ってごめん・・・・・」
先に口を開いたのはキラだった。

「・・・いや・・・キラの言ってることは正しいよ・・・」
自分の考え方とカガリの考え方は違う。
俺は自分の考えをカガリに押し付けていたのだ。
シンはカガリに気があるからシンと話すのはやめて欲しい。
これは俺の思い。

だが、カガリはシンが自分に気があるということを知らない。
なので当然、友達として仲良くするだろう。
出会った頃の俺たちのように・・・

俺はそんなカガリを否定したいか?
そんなわけはない。
カガリがカガリだから好きだ。
そんなことずっと前に分かっていたはずなのに・・・

「恋をすると人は欲張りになるのかな?」
アスランの顔に笑みがこぼれる。
「アスラン?」
アスランのそんな表情にキラは首をかしげた。

「その人が大事でその人も自分と同じように自分と接して欲しい・・・
そう、思ってしまうんだ。」
「想いは同じでも表現方法が違ったりするしね」

「ああ・・・シンなんか、素直に甘えてるだろ?」
シンのことを落ち着いて口に出すアスランにキラは驚く。

「・・・そうだね、シンは素直で可愛いと思うよ」(アスラン以外には)
「俺も・・・カガリのことを除けば・・・そう思うんだ・・・」

アスラン・・・・

「嫉妬って大事なことだと思うよ。だけど、度を越すとストーカーになっちゃうかも」
キラは冗談交じりで言った。
「そうだな・・・今すぐには無理かもしれないけど、余裕のある男になるよ」
アスランはにっと笑う。

自分に余裕のない人間が愛する人を守ることなんてできない。
相手に負担をかけてしまうだけかもしれない。
俺は対等でありたい。

「その方がかっこいいかもね」
「でもまずは・・」

「「カガリに謝らないと」」

キラとアスランの声が重なる。
「でしょ」
「・・・・ああ」

「でも許してくれないかもよ?」
キラは意地悪を込めていったが

「何度でも努力するよ。分かってもらえるまで」
と、アスランは笑って答えた。


「・・・・・・・・仲直りのきっかけになるんなら僕が言ってもいいかなぁ・・・?」
キラは1人つぶやく。
アスランは何のことだとキラを見た。

「カガリがお昼休み1人で勉強してた理由」

アスランがすごく知りたかったことだ。
「お前・・・知ってるのか!?」
アスランはキラに飛ぶようにして近づいた。

「分からないとこが多いからそれを知ったらアスランが心配するだろうって、
あと、テスト終わった後も忙しいみたいだから迷惑かけたくなかったらしいよ」


『中間が終わると、講演会の準備や、体育祭、文化祭、行事がとめどなくあるから忙しいぞ』


何も考えずに言った言葉。
その言葉をカガリは受け止めていたのだ。
はぁ・・・
アスランはため息をつく。

「俺カガリの何を見てたんだろう・・」

ということは・・・俺が迷惑なんかじゃないって言うのも分かってたからそのことについて俺に内緒にしてたのか・・・

だよな・・・

俺はカガリの優しさも分かってやれる余裕がなかったのか・・・。

「なんか・・・成長してないよな・・俺・・」
今までだっていろいろあった気がするのに。

「ちょっとアスラン・・・こんなことでヘタレないでよ」
「努力するんでしょ。じゃあウジウジ悩まない!」
キラは激を贈るようにアスランの背を叩いた。
「ああ・・・」


そういうと2人はラクスに事情を話し、カガリのいる家へと向かった。






あとがき
アスランには土下座でもしてもらいましょう(笑)
アスランだって、不器用だし、カガリだって不器用だし、この2人だと大変ですよ〜
アスランは押しが強そうですもんね。(カガリには←強い口調で)
今までもいろいろありましたけど、アスランはシンにずっとイライラしてましたからね。
余裕をもってカガリを守って欲しいです☆あと、自信も持ってほしい。

恋はカガリが初めてという設定なので、上手くいかないことも多いです。
失敗して、喧嘩して、でもずっと一緒にいられる関係がいいですね。

あと今回はキラがなかなかやってくれました。
双子の絆を書きたかった。。
過去のお話も出ましたが、カガリは1人で何でも頑張っちゃいそうなので、そんなカガリを
ずっと支えてきたのはキラです。
2人にはふかーーーい絆があるんですよ(笑)