「え!?キラがアスラン君を!?」
その声でカガリは目を覚ます。

なんだろう・・・
母が驚いたような声を出している。
お客さんかな?
体を起こすと、部屋を出てこっそりリビングを覗き込んだ。

「はい、申し訳ございません・・・私からもしっかり言っておきます」
どうやら電話をしているようだ。

キラ・・・アスランって言ったよな・・・
なんだろう・・・

「私にも・・・ええ・・・キラがアスラン君を殴るなんて・・・」

キラがアスランを殴る・・・・?
キラが・・・・

「お母さん!!」
カガリはドアを思いっきり開けると飛んで入ってきた。
「カガリ!?」
「どういうこと!?キラがアスランを殴ったのか!?そんなっっ」
カガリは母に詰め寄るようにして言った。
「先生・・すみません、失礼します」
母はそういうと電話を切る。

「キラ・・・・私・・・どうしよう・・・!!」
私のせいだ・・・キラはきっと私を心配して・・・
どうしよう!!
キラがアスランを殴るなんて・・・っっ

「カガリ、どうしてかは分からないの。先生が言うには2人とも今日は自宅謹慎になるそうよ」

自宅謹慎!?

ああ・・・

カガリは玄関へと走り出した。
「カガリ!!」
そんなカガリを母は呼び止めるが、カガリにその声は届かない。



輝く星〜和解の一歩〜




玄関を出るとカガリは裸足のままパジャマで走り出した。

どうしよう!!
私のせいでキラとアスランの仲まで悪くなってしまったら!!
こんなことなら学校へ行けばよかった。
行って、アスランに謝って・・・話をして・・・
でも、今更そんなこと思っても遅い!

カガリは溢れそうな瞳をぎゅっと閉じた。

「「カガリ!!??」」

「え・・・?」
自分を呼ぶ声にカガリは閉じた目をぱっと開く。
その声は聞き覚えのある声、アスランとキラだ。

アスランとキラは鞄を持ち驚いたようにこちらを見て立っていた。
「・・・・・・・・あ・・・」

「カガリ!!どうしたの!?」
キラは慌ててカガリに駆け寄る。
それもそのはず、カガリは裸足なうえにパジャマで道のど真ん中にいるのだ。
しかも目からは涙が溢れている。

「だって・・・キラが・・アスランが・・・」

「ああ・・先生が家に電話したんだね・・」
「心配かけてごめん。こんなに泣いちゃって・・・」
キラは優しくカガリの頬を伝う涙を拭った。

「アスラン・・・頬赤い・・・」
キラを通り越してアスランが見える。
「え?・・・・・ああ・・・・」
カガリのことをじっと見ていたアスランはカガリの声に我に返る。

「・・・・すまな」
「カガリ、話がしたいんだ」
謝ろうとしたカガリの声を遮るようにアスランは言った。

話し・・・・
カガリの顔がこわばる。
「大丈夫だよ、カガリ」
「キラ・・・」
「とにかく家に帰ろう、こんな格好だしね」
そういわれ、自分の格好を見たカガリは自分がパジャマ姿だということにやっと気づく。
「わっっっ」
カガリは慌てて服をこすった。 魔法使いじゃあるまいしこすっても服は変わらないのだが、思わずやっていたのだ。
そんなカガリを見てキラとアスランは目を合わせて笑った。

と、アスランはカガリに近づく。
「アスラン?」
アスランはにこっと笑うと、カガリを抱き上げた。
「あ!?ええ??」
カガリは慌てて叫ぶ。
「ごめん。でも、カガリを素足のまま家まで歩かせられないから」
いい?と、聞くように問う。
「・・・うん・・ありがと・・・」
カガリは恥ずかしそうにしながら答えた。



「キラ」
「はい」
「暴力はいけないでしょう」
「ほんと・・・すみません・・・」
キラは母と正座し向かい合っていた。
「今の様子を見てるとカガリちゃんに関係ありそうだけど、だからって暴力はダメ!」
「はい」
ふうっと母はため息をつく。
「で、アスラン君とは仲直りはできたの?」
「うん」
「そう、ならいいわ。でも今日は部屋でお勉強!」
「もちろんです」
ペコリと頭を下げるとキラは部屋へと向かった。




「アスラン・・・大丈夫か?」
カガリはアスランの頬にそっと触れる。
「大丈夫。逆にお礼を言いたいぐらいだ」
「?」
カガリはいっている意味が分からず首をかしげる。

「これぐらいされないと俺は気づかなかっただろうな」
アスランは赤くなった頬を指差す。

キラのカガリへの想いは痛いほど伝わったよ。
両親を亡くして2人っきりになったんだ・・・
俺はキラがこの家に来てからのことしか知らない。
姉弟がいることも知らなかった・・・・
今までどんな想いでカガリを守ってきたんだろう・・・近くにいれないもどかしさと戦いながら。

「俺が気に入らないからってカガリを悲しませたり困らせる理由にはならないって」
「私・・・もし、アスランが私とシンが話すの嫌だったら・・・今度から気をつける」
カガリはアスランを見上げるように言った。
「そんなことしなくていいよ」
「でも」

「はっきり言ってカガリに近づく男はみんな嫌いだ」
「へ?」
「カガリって誰とでもすぐに仲良くなるだろ。嫉妬してしまうんだ」
「でもっっ私が好きなのは・・」
「分かってる。だからこれは俺のわがまま」
アスランは優しく笑う。

「それよりひどいこと言ってごめん・・・
俺カガリしかいないのに・・カガリが大好きなのに・・・君を傷つけるようなこと・・・
あんなこと・・・・いまさら謝っても・・カガリを傷つけたことには変わりないけど・・・」

「傷ついた」
カガリはアスランの顔を真っ直ぐ見て言う。

「・・・・うん・・そうだよな・・・本当にすまない・・・」
アスランは困ったように俯いてしまう。

「でも、今回のことで分かったことがあるんだ」

「たとえアスランが私のことを嫌いになっても私はアスランが好きだ」

「・・・・カガリ・・・」

「アスラン・・・・クマ・・・出来てるぞ。寝てないのか?」
カガリはテレを隠すかのように違う会話を出した。
「え?・・・・・ああ・・・・昨日あのまま学園にいたから」

「・・あのままって・・・・私と別れてからか!?」
「別れてって言うなよ・・」
「あのまま学園にいたのか!?家に帰らずに!?」
「何も考えられなくて・・・」
カガリはぎゅっと唇を噛むとベットに行き、思いっきり布団を剥いだ。
アスランは何事かと驚くが、なぜかカガリはガシッとアスランの手を掴んだ。
と、ベットに引っ張り、座らせ、胸をドンっと押したのだ。

「うわっっ」
アスランは予想しないからだの動きに声を上げた。

倒れこんだアスランを満足そうに見るとカガリはアスランに布団をかけた。
「え・・?え?」
訳もわからずカガリを見つめるアスランに
「寝ろ!テストも近いんだし体調崩したら大変だろ!」
と、腰に手を当て言った。

・・・親がいる家でカガリのベッドで俺が寝ると言うのは・・・いけない気がするが・・・
「・・・・ありがとう、でも、おばさんに言ってからにしたほうがよくないか?」
「お母さんは病人をほっとけっていうわけない!」
病人ではないけど・・・
カガリのきっぱり言った言葉、母を信じているのがよく分かる。

「うん・・・」
安心する・・・

そう思ったとたん疲れがどっと押し寄せたのかアスランはすぐに眠りについた。

カガリは優しくアスランの髪を撫でると部屋を後にした。




「カガリ・・アスランは?」
カガリはキラの部屋へと入った。
「部屋で寝てる」
「寝てる?」
「だって・・アイツ・・・昨日家にも帰らずずっと学園にいたって言うんだ」
「は!?」
「だろ?一晩中が学園で過ごすバカがどこにいるんだよ」
カガリは唇を尖らせた。
「バカだけど・・・そんなところもアスランだから・・・」

「それより・・・ごめんな・・・」
「ん?」
「私のためだったんだろ・・・アスラン殴ったの・・・・」
「気にしないくていいよ。そんなことより、カガリが前みたいになってくれたらうれしい」
「前みたい?」
「最近のカガリはちょっと頑張りすぎな気がするんだ。アスランに頼らないって頑張るのもいいけどたまには頼ってあげてね」

頼ってばっかだと思うんだよなぁ・・・
カガリはうーんと考え込む。

これがすれ違いの原因なんだろうなぁ・・・
キラは同じく考え込む。
何とかしてあげたいけど、まあ、今回のことでアスランにも何か変化があるかもしれない。
そう思い、とりあえず見守ることにした。





次の日キラがラクスと学園つくと、靴箱の陰からシンが覗いていた。
「どうしたの?」
キラがシンに声をかけるとシンは気まずそうに出てきた。
「昨日、キラ先輩がアスラン・・殴ったって聞いて・・・」
「ああ、そのこと」
「ほっ他の人には言いません!オレは生徒会の仲間だからって先生が・・・」
どうやら学園には広まっていないようだ。
「大丈夫だよ。和解したから」
「それで・・・カガリは・・・・」
「カガリ?」
先生は原因までは知らない。
シンはカガリが殴られたアスランを心配してるのではないか・・ということを言いたいのだろうか・・・

「オレ・・・謝りたくて・・・昨日アスランが生徒会室に来たんです。オレ、カガリと勉強してて・・」
「カガリとはたまたま会ったんでしょ?じゃあ気にしなくても」
「違うんです!!」
キラとラクスはシンの態度に顔を見合わせた。
「オレが・・アスランに言ったんです・・お昼休みカガリと2人で勉強してるって・・・それでアスランが・・・
オレ・・・カガリが秘密にしてるのも知ってたのに!!」
シンの表情は後悔がにじみ出ていた。

「アスカさん・・間違いは誰にでもありますわ。それに気づいたのなら謝って、次からはそんなことがないようにするだけでしょう?」
ラクスはシンを覗き込むと優しく言った。
「そうだね。僕も君を責める気はないよ。気づいたんだから」

「キラ、ラクスおはよう!」
カガリの声が靴箱に響きシンはビクッと体を震わせる。
「・・・シン・・・・」
カガリは思わずアスランのほうを見上げた。
アスランはそんなカガリににこりと笑う。
「シン、おはよう」
言ったのはアスランだった。
その声の普通さにシンは勢い良く顔を上げる。

アスランが・・オレに挨拶してる・・・しかも普通に・・・
怖い・・・逆に怖い・・・!!
ところが、シンの見たアスランはいつものようなオーラもまとっていなかった。

「え・・・あ・・はい・・おはようございます・・・」
「シン、今日は講演会についての意見を聞きたいからいろいろ考えておいてくれ」
「え・・?」
「テスト近いのに悪いが、初めての人の意見も聞きたいからな」

「アスラン・・・」
キラはアスランの変わりように驚くと言うか、腰を抜かすほどびっくりした。
シンもそれは同じようで、なんとも間の抜けた顔をしている。
「シン」
キラはシンに笑いかけた。
「は・・はい。オレなんかの意見でよかったら・・・」
「カガリも考えといて」
「まかせろ!」
柔らかい雰囲気が5人を包む。
俺が普通に接すればシンもこんなに素直に接してくれるんだ・・・
アスランは落ち着いた気持ちで考えていた。

「あのっっ」
シンは思い切ったようにアスランを見る。
「この間・・スミマセンでした!生意気なこと言って!」
「シン・・・」
アスランは目を丸くした。
「ほんとすみません!」
シンはペコリと頭を下げると、その場を後にした。


「カガリさん、面白い本を見つけましたの。一緒に読みませんか?」
「あ!読む!」
カガリとラクスは一緒に教室へと向かった。

「僕、驚いたよ」
「俺も驚いた」
キラとアスランはラクスとカガリを見ながら言った。

「あんなに普通に話せるなんて・・・」
「アスラン成長したね〜」
「なんだよその言い方」
「あはは。でも、シンも素直だったね」
「ああ・・・どんな反応がきても落ち着いていようとは思ったが・・拍子抜けだな」
「良かったじゃない」
「まあ・・・ちゃんと想い合っていれば・・俺とカガリは大丈夫だと思ったから・・いろいろ考えすぎて弾けて結果良かったってことか?」
何それ〜とキラは笑う。
「お前とラクスみたいになるには時間がかかりそうだがな」
「いいんだよ。僕たちと君たちは違うんだから」

「講演会かぁ・・・やだなぁ・・・あれって夏休みにあるじゃない」
「でも1日だけだろ?」
「そうじゃなくて、けっこう聞きに来ない人も多いのに生徒会だからって僕たち絶対出席でしょ
そうゆうのがあると余計に嫌なんだよね」
「去年も来てる人の大半が内申書目当てだもんな」
「そうそう、暗い感じのやつばっかり!で、今年は誰が来るんだろうね?」
「一応・・・したいという人はいるんだが・・・」
「誰?」
「サクラ学園の学園長」
「・・・・・・・知らない」
「俺も」
「今年から体育祭をサクラ学園と合同ですることになっただろ、その関係で候補に出てるらしいんだが・・・」
「話の面白い人がいいな・・」
「全くだ・・・」






輝く星〜予定と将来〜







「カガリさん、上機嫌ですわね〜」
「だってやっとテストが終わったんだ!これが幸せにならずにいられるか!」
カガリはうれしそうに帰り支度をしている。
今日は中間テストの最終日。
最後のテスト数学が終わり、カガリは開放的な気分で伸びをした。

「すっきりしてるとこ悪いが、生徒会の仕事に行くぞ」
アスランは楽しそうなカガリの表情を壊したくはないが、言わないとこのまま外へ駆け出してしまいそうなので
すまなそうにしながら言った。

「分かってる、講演会近いもんな!」
しかしカガリの返した返事は楽しそうなものだった。

「ところでカガリ、テストはできたの?」
キラはラクスからひょっこり顔を覗かせると聞いた。
「・・・意外と・・・その・・・ほら・・・テスト前にアスランがでそうなところ教えてくれただろ・・・
それがどんぴしゃでさ・・・で・・その・・アスラン・・」
カガリはちらりとアスランを見る。
「ありがとう」
アスランはそんなカガリを見つめ返すと
「どういたしまして」
と微笑んだ。


「あつーい!」
キラが大きな声を出す。
「そうですわね。この辺りの空気が熱いですわね」
ラクスもふふっと笑いながら言う。
「そうか?確かに暑い日も増えたけど、今日はそんなに暑く・・」
「違う・・カガリ・・」
そういう意味じゃないよ・・・。
アスランはとりあえず突っ込んでおいた。

あの一件があった後、カガリは5つの疑問のうち2つぐらいは俺に聞くようになった。
一緒に勉強もしたので、悩んでいるカガリの顔を見ていると楽しくて・・・
つい、困った回数なんかを数えてみたりして・・・。
我ながらバカなことをしている気がするが、穏やかな空気にアホでもバカでもいい・・・そんな気持ちになった。


「オレもそこそこできたんですよ」
生徒会室、シンはうれしそうに話していた。
「レイ・・だったかな?アイツに教えてもらったのか?」
「いやあ・・・レイの作った問題集が分厚くてさ・・・分かりやすかったんだけど、はっきり言って疲れた」
ふうっとシンはため息をつく。
「学園に入って初めてのテストだもんな。やっぱりレベル高いだろ」
「高い!ルナにどんな問題がでたか聞いたんだけど、俺がやったのより簡単そうだったもんな」
「ルナ?」
プリントを各自に配っていたアスランが聞き返す。
「えっと・・・ほら・・お正月ショートの髪の子がいたでしょう、赤毛の」
「ああ・・あの子か・・」
「ルナはどこの学校に通ってるんだ?」
カガリが聞き返す。
「聖学園に通ってるんですよ」
「聖学園といえば女子高ですわね」
「制服が可愛いからとか言ってましたけど」

「ああ、女の子だもんね〜」
と、笑うキラにギッとカガリとラクスが睨んだ。
私たちも女です・・と。
「すみません・・・そういう意味じゃないです」
キラは思わず縮こまる。

「はいはい、雑談そこまで」
アスランはそう言うと、プリントを見るように合図を送る。

「あ、誰が来るか決まったんだ・・・」
キラはつぶやく。
その紙には講演会についてのことが書いてあった。
「キラには言ってたんだが、サクラ学園の学長が講演をしたいといってきてな
他の人を考えるのも面倒だし、お願いすることにしたんだ」

「あといい知らせがある」
にっと笑うアスランに一同はきょとんとする。
「3年の俺たちは講演会に出席しなくていいそうだ」
「「「え!?」」」
キラ、カガリ、ラクスは声を重ね言った。
「3年は受験があるからな・・・準備だけで忙しいから当日は出席でも欠席でも自由に選べって」

「ってことはオレは・・・出席・・?」
シンは苦い顔でアスランを見た。
「シンは強制出席」
「やっぱり・・・」
シンはため息をつく。

「みんなどうするんですか?」
「行かない」
「行きませんわ」
「行かない」
「行かない」
4人の声が重なる。

やっぱり〜・・
でもまあ、レイは行くだろうな・・・真面目だし・・・と、とりあえず諦めた。




「アスラン、夏休み・・・どっか行こうか?」
帰り道カガリが恥ずかしそうに聞いてきた。
「どこがいい?」
アスランは当然どこかに行くつもりだよっと言うように聞いた。
「とくにここってとこはないけど・・・」
そういうとカガリはチラリとアスランを見た。
アスランはそんなカガリをきょとんと見る。
「私・・・卒業したら働こうと思ってるんだ。進学してもあまり・・・意味ない気がするし・・・」

「・・・進学しないのか?」
アスランは驚く。
いや、なぜ今まで進路について聞かなかったのか・・?それに気づき驚いたのだ。
「アスランは?」
「俺は大学ぐらい・・・は行く・・・」
「キラも大学行くみたいだぞ、ラクスは音大に入るらしい」
「・・・そうなのか・・・?」
いつのまに・・こんな話をみんなでしたのだろう・・・
いままでそんな話にならなかったし、一緒にいるのが当たり前だと思っていたが・・・
アスランは夏休みの遊びに行く場所について話していたことも忘れ考え込む。

「ほら、その・・・好きでも今みたいにずっと一緒ってわけにはいかないだろ?
就職したらどっちにしてもばらばらになっちゃうし・・・」

「いや!!アスランとはずっと一緒にいたいぞ!だけど、今みたいなわけにはいかないって思って・・・っっ」
焦って言い直すカガリを見てアスランは優しく
「俺たちも大人になって自立するんだもんな」
と言った。

「近くで探そうとは思ってるんだ・・・仕事・・」
カガリは少し切なそうに言う。

「カガリ!」
アスランはいきなりカガリの肩を掴むと叫んだ。
「ひゃっっなに!?」
「まさか、お金の問題で就職するとか言ってるんじゃないだろうな!?」
アスランは真剣な眼差しでカガリに問う。
「・・・・・・・・・ははっっ」
カガリはそんなアスランを驚いたように見た後、
「違うよ。早く自立したいし、やりたいこともないからな」
そんなことにお金を使うのがバカらしいんだ。と笑った。

「そうか?」
カガリらしといえばカガリらしいが・・・・
「で、夏休みだ!最後の夏休みだろ?思いっきり遊びたいなぁ」
「そうだな・・・ずっと一緒にいたい・・かな?」
「ずっと・・?」
「ずっと2人だけで過ごしたい・・・」
アスランはカガリの肩に腕をまわす。
「ずっ・・ずっとは無理だろ!!」
カガリは顔を赤らめ照れを隠すよう言った。
「じゃあ、たまには」
「たまにって・・・・」
「・・数日ぐらいは」
アスランは言いながらゆっくりとカガリの顔に近づく。
「すうじ・・・んむ・・・」
カガリはアスランの唇に言葉を奪われてしまう。
最初は強張っていた体も徐々に力を預けるように軽くなっていった。





あとがき

進まない・・・なんでなんだ!!
書きたいところに行くまで何話書けばいいんだ〜(泣)
アスシン和解!?
そろそろ和解してもらわないと・・・2人でツンツンしすぎでしたから・・
これからはカガリの決着はついてはいませんが、普通にお話ができる2人にしていきたいですなぁ・・

講演会は・・・・やっと講演会にいける・・・ほんとに長いぞ・・・
文化祭なんて・・・構想を忘れてしまいそうだよ・・・
題が2つあります。これは単にほかに話を作るには短すぎ、前につなげるには微妙すぎた為です。